英語教育の不満がこんなに?

日本の英語教育に満足しているかどうかをリサーチした結果、何と9割近くが満足していないと回答がありました。
やはり英語教育に対する満足度は、教育制度全体に対する満足度よりも低いようです。
以下は、その結果です。
◇日本の英語教育に満足している? (n=1,000) 単位:%
出展:楽天リサーチ
以下は、具体的な不満点の統計です。
◇日本の英語教育への不満点(n=866)複数選択 単位:%
出展:楽天リサーチ
大人になってわかる人が多いと思うのですが、勉強用の英語(受験英語など)と、実際の英会話で必要な英語の勉強の方法は違うと思われます。
それが結果的に英語が身についてないことになっていると思われます。
子どもの頃に英語の勉強していた時、ほとんどの人はこの勉強方法が良いのか悪いのかわからなかったと思います。
そうであれば自分の子どもには、将来身になるような英語の勉強をしてもらいたいと思うのが親心だと思います。
実際、学校教育の現場でもネイティブの外国の方を講師として招いて授業したり、いろいろ思考錯誤して授業をしているようですが、なかなか有効な結果が出ないのが現状のようです。
私の娘の中学校でもネイティブの先生が定期的に来校して、英会話授業をしていると聞きました。でも娘を見るとなかなか結果は出てないように感じます。
グローバル社会と呼ばれるようになって久しいのですが、まだまだ教育過程での道のりは長いようです。
親が子に対する実用英語への欲求が顕著とのことらしい
自分の子供にグローバルな視点を持って欲しいかどうかという質問では、9割以上が以下の通り「はい」と回答しています。
◇子供にグローバルな視点を持ってほしい?(n=1,000) 単位:%
◇子供に国際競争で戦える能力を身につけさせたいと思う?(n=1,000) 単位:%
◇国際競争で戦える能力を身につけるために必要な英語教育(n=833)複数選択 単位:%
出展:楽天リサーチ
上記のように多くの親は子どもに英会話は今や必要不可欠とまで考えているようです。
ここには自分の子どもが人間的に大きくなってほしいや世界で活躍して欲しいと言った願望があると思われます。
しかし、英語をあまり使わない先進国はもしかしたら日本なのかもしれません。
そう考えると仕事や教育、観光などで様々な国との距離が近くなっている昨今、英語の習得は願望ではなく、やはり必要不可欠なものなのかもしれません。