学生のときに苦戦した方も多いのではないでしょうか?この記事では「不定詞」について見ていきたいと思います。
英会話の独学において、英文法は割と敬遠されがちです。しかし英文法と英単語の基礎の上に会話はあります。
しかし、普通に英文法を学んでしまうと何やら難しく感じてしまい、英会話自体が嫌なものとなってしまいます。
この記事では、英文法をとっつきやすく「学生時代苦戦したけど、なんだそんなもんだったのか」と思ってもらえる解説をしていきます。
不定詞って正直、英会話でいつ使うのか?といった点も解説していきます。
不定詞とは「to+動詞の原形」
不定詞とは「to+動詞の原形」です。
中学英文法で初登場しました。
いくつかの用法があったような・・・と覚えているのでは?
不定詞の3つの用法
不定詞には3つの用法があります。
- 名詞的用法
- 形容詞的用法
- 副詞的用法
まずはそれぞれを理解しましょう。
名詞的用法
名詞的用法とは主に主語で使われます。
To become a moviestar is my dream. (映画スターになることが私の夢です)
目的語で使うこともあります。
例えばwant to 〜(〜したい)
〜することを望む→〜したいとなっています。
形容詞的用法
形容詞とは、名詞を修飾する言葉なので、基本的には名詞の後にしかこの用法は出てきません。
名詞を先に話してから説明を付け足すイメージで使われます。
I want something to drink. (私は何か飲み物が欲しいです)
副詞的用法
副詞とは、名詞以外を修飾する言葉です。
これも基本的に後ろから説明するイメージです。
先に主題を話してから、説明するという使い方ですね。
I went to the station to meet my daughter. (私は娘を迎えに行くために駅に行きました)
上の文は、2つの副詞的用法が使われています。
went(動詞)を修飾するto the station
I went to the station(文章)を修飾する to meet my daughter
英会話で使うのは形容詞的用法と副詞的用法
名詞的用法はあまり使われません。英語は頭でっかちが嫌われます。また、同じような動名詞を使うことが多いです。
形容詞的用法と副詞的用法は、後から説明を付け足せるのでよく使います。
日本語でも、細かい説明は後から付け足しますよね、それと同じ感覚です。
そもそもネイティブはto 不定詞の〇〇用法という感覚で使っていません。
先ほどから書いているように、まず話してから後から付け足す感じです。
それが名詞なら形容詞的用法だし、名詞以外なら副詞的用法になるだけです。
「駅来てよ!私に会うために!」
「いいから持ってきてよ何か!飲めるもの!」
という感じで使ってみれば、かなり便利なルールだと思います。