英会話のための英文法シリーズ。英文法へのハードルを下げることを目的としています。
この記事では、「関係代名詞」についてご説明します。
学校の授業でもありましたね。関係代名詞。
英文法の単元としては「品詞」>「関係詞」>「関係代名詞」という位置関係にあります。
難しく感じる方も多い関係代名詞ですが、ご安心ください。英会話においてはほぼ使いません!
この記事では、そもそも関係代名詞とは何か?なぜ使わないのか?使う場合はどうすればいいのか?を解説していきます。
関係代名詞とは
関係代名詞とは、先行する単語を説明する文節です。(とても雑に説明しています)
日本語では
私は昨日、友達が勧めてくれた服を買ったよ。
と「服」を説明するのに前から説明します。
それに対して、英語は結論が先なので
I bought clothes that my friend recommended yesterday.
となります。
「私は買ったよ服を!」が先に来て、「どんな服かというと友達が勧めてくれた」という形です。
ここで使っている「that」が関係代名詞になります。
後ろの文で足りない語句によって、使い分けがあります。
目的語が足りないのか、主語が足りないのか、足りないものは人なのか物なのか、、、
あ〜難しい!
慣れないうちは2文に分けて話す
I bought clothes that my friend recommended yesterday. I bought clothes yesterday.(私は昨日服を買ったよ) My friend recommended them.(友達がそれを勧めてくれたの)
で十分意味通じますよね。
まずは修飾や説明を削ぎ落として結論を一文でバッと話す。
それを2文目で説明する。
このやり方を繰り返していれば、そのうちめんどくさくなってきます。「これ繋げられるんじゃ?」と思ってきたときに、関係代名詞の出番です。
that、who、which・・・使い分けに迷ったらthat一択!
関係代名詞をめんどくさくさせている理由の一つに、「使い分け」があります。
これは人だからwhoかな、物だからwhich、あれ?目的格だとwhomだっけ、そもそも目的格ってなんだ??
と、会話しながらこんなことまで考えていたら、頭パンクしちゃいますよね。
ご安心ください。基本的に会話で使うレベルの関係代名詞ではすべてthatでOKです。
まとめ:2文にわける、thatを使う
関係代名詞に限らず、英文法は英会話の話し方を後追いで分類しているものです。
関係代名詞も同じです、必要にせまられて作られた話法でしょう。
「2文で説明するのめんどくさいな、そーだ、あれを示すthatでつなげちゃえばいいじゃん」と大昔の人は思ったのでしょう(ただの推測です)
英会話においては「なれるまでは2文にわける」「使い分けに迷ったらthatを使う」で関係代名詞はバッチリでしょう。