
2016年の国内フリーエージェント(FA)権の目玉選手と言えば、日本ハムの「陽岱鋼」。
ペナントレース及び日本シリーズ優勝の中心人物であったことは間違いありません。
実際、重要な場面での活躍が目に付きました。
特に2016年9月21の対ソフトバンクとの首位攻防戦です。
7回裏からセンターの守備に就き、1点リードで迎えた9回裏2アウト2・3塁の場面で、ソフトバンクの江川智晃が打った大飛球を後ろ向きのままフェンス際でキャッチしたビッグプレーは記憶に残っています。
あのプレーが優勝を引き寄せたといっても過言ではありません。
陽岱鋼もやっぱり巨人に行くのか?
陽岱鋼もFA市場では大物選手です。
走攻守の3拍子揃った選手はどのチームも欲しいでしょう。
そのような大物の場合、大体今までも巨人に入るパターンが多いです。
それは当然、条件は一番良いからということがあります。
そしてプロ野球の中心チームという憧れがあります。
先に交渉を進めていたオリックスは既に断られたということなので尚更、
巨人の可能性が高いです。
巨人に言ったら更に活躍する可能性が高い!
陽岱鋼は今までの巨人にはいないタイプです。
なぜなら走攻守の3拍子揃った選手が巨人にいるでしょうか?
打つなら打つだけ、守備なら守備だけ、走るなら走るだけ、というような専門的な選手が多いです。
これは昔からそういう傾向があります。
理由はそのような選手をいつも補強するからです。
唯一、走攻守の3拍子揃った選手といえば今の監督の高橋由伸ぐらいでしょうか。
坂本勇人は走攻はありますが、守備はへたくそです。
そういうことから陽岱鋼は巨人に取って新しいタイプの選手であります。
このような選手が入ると、戦術全てにバリエーションを増やすことが出来ますので、巨人が強くなる可能性が
高まります。
打順は1番がいいでしょう。場合によっては坂本勇人と打撃を入れ替えで1番、3番を入れ替えでも可能です。
陽岱鋼が巨人に入ることで、このように他の選手との相乗効果も見込めます。
いずれにしても高橋由伸に取っては、戦術的に大きなプラスになります。
巨人は大田泰示をトレードに出したので、攻撃面では何も変わらないどころかレベルダウンと思っています。
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でももし陽岱鋼が巨人に入れば、攻撃面では間違いなく2016年以上になります。
まとめ

まだ入団が決まっていないので、どうなるかわかりません。
でも今のところの補強が先発としてDeNAから山口俊、救援ではソフトバンクから森福を獲得していますが、正直パッとしません。
日本ハムとの交換トレード要員もパッとしません。
オリックスへの入団はなくなりましたが、あと楽天との交渉があります。
でもここは今までも大物と契約してきた巨人です。
選手からすれば魅力のある球団に映るでしょう。
そして陽岱鋼の役目も巨人ではたくさんあります。
その中で活躍する自分自身の姿を想像すれば・・・
「巨人に行きます!」
と陽岱鋼は宣言するのではないでしょうか。