バドミントンの山口茜は東京五輪までに世界ランク1位になれるか?

バドミントンの日本一を決める全日本総合選手権は、2016年12月4日に女子ダブルスの決勝がありました。

結果はリオオリンピックで金メダルを獲得した高橋礼華と松友美佐紀のペアが2対1で勝ち、2年連続5回目の優勝となりました。

今、日本のバドミントン選手は非常に強くなってきています。

リオオリンピックで銅メダルを獲得した奥原希望。

残念ながら全日本総合選手権は、怪我のため試合を途中棄権しました。

そして山口茜。

山口は2-0で2013年チャンピオンの三谷を圧倒して、2年ぶりに決勝へ進出しました。

山口茜は他の選手とパワーが違う

他の選手と体を見て下さい。

パッと見、少し太めに見えると思います。

特に他の日本人選手と比較すると、そう感じる人は多いと思います。

でも当たり前ですが太っていません。

体格がいいのです。

だからパワーショットが出来ます。

特に素晴らしいのがショットを打つ時に、ラケットを逆方向へ向けて放つショット。

前の動画でもそのショットを打っています。

相手の逆をつくので対応は難しいです。

その技術も見ていて格段に上がってきたように思います。

合わせてドロップショットなど柔らかいショット。

この技術力も素晴らしいです。

奥原希望より上位に行けるか?

奥原希望は世界ランキングの最高位は3位です。(2016年3月17日時点。)

一方、山口茜は世界ランキングの最高位は7位です。(2016年10月27日時点。)

この2人は東京オリンピックの期待の選手ですが、私は今後、山口茜の方が奥原希望を抜いて日本のエースになると思っています。

その理由は・・・

  • 圧倒的なパワー
  • 伸びしろがまだある

があるからです。

奥原希望は天才的なテクニックで世界レベル3位まで来ました。

まだ21歳なのでこれからという感じがします。

しかしパワーが足りない。

怪我も多い。

そして既に完成形のように見えます。

つまりこれ以上の伸びしろが少ないのではと思います。

奥原希望のプレーを見て一言でいうと、

華麗です。

この華麗さゆえの完成形が、これ以上の成長は難しいのではと感じています。

一方、山口茜は見るたびに成長しているのが伝わります。

まだ19歳ということもありますが、山口のプレーを見て一言で言うと

激しいです。

まだ荒削りの感じがするんですよね。

これはプレーを見た直感で言ってるのですが、動作が力強くて激しい、

だから見ていておもしろいのです。

それと同時にまだまだ成長する可能性を秘めている感じが伝わります。

だからここ1,2年で奥原希望の世界ランクを抜く可能性が高いです。

東京オリンピックまでの世界ランク1位の可能性は?

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十分有り得ます。

2年後ぐらいで私は出来ると思っています。

パワーももっとつくと思いますし、それ以上にテクニックが年々上がっているからです。

現状で世界ランク7位ですので、東京オリンピックまでの期間があれば十分レベルアップします。

しかも2020年で23歳となりますので、選手として最高の状態で東京オリンピックを迎えるのではないでしょうか。

その時は世界ランク1位の可能性が非常に高いです。

それを実現するため、今後の日本での試合は1つも負けられません。

当たり前ですが奥原希望と対戦しても負けられません。

そして国際大会は優勝(金メダル)を重ねる必要があります。

勝ち続ける良いリズムが出来ると、それに合わせて心・技・体がレベルアップします。

まだ山口茜には勝ち続けるリズムが出来ていません。

今の全日本総合選手権とそれ以降で勝ち続けるリズムを掴めば、

世界ランク1位は近いでしょう。

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