吉田美和の歌唱力が落ちたとか劣化ってマジ?最近の評価はどうよ?

これまで数々の名曲を生み出してきたドリカムですが、そのヴォーカルを務める吉田美和さんの歌唱力が、最近落ちたという話もネット上で話題にされ、さらには劣化したと酷評する人もいらっしゃるみたいです。

正直そんなことはないと思うのですが、本当に彼女の歌声は劣化してしまったのでしょうか。

本記事では、吉田美和さんの歌声が本当に劣化したのかその真相を検証しながら、彼女に対する評価をまとめご紹介していきます。

吉田美和のプロフィールは?子供の頃から歌が上手かった?

かつて男女混成の3人組(女性一人・男性2人のトリオ)をドリカム現象と言い、一種の社会現象まで巻き起こした音楽バンド「DREAMS COME TRUE(以下、ドリカム)のヴォーカルを担当する吉田美和さん。

彼女の歌声は、昭和から平成の人たちのハートを鷲掴みしてしまうほどの魅力があり、現在でも、多くのファンから高い支持を受け続けていますよね。

何か精神的に苦しいことがあり、心が折れそうになってしまっても、ドリカムの曲を聴いて勇気づけられたという人もきっと少なくないでしょう。

そんな数々の名曲を生み出したドリカムの吉田美和さんとはどんな人なのか、まずはざっくりプロフィールをご紹介していきたいと思います。

吉田美和さんは、1965年5月6日、北海道中川郡池田町生まれの56歳。

2歳の頃から歌うことを当たり前に育ってきたところがあり、当時から歌唱力が非常に高く、一部からは、「美空ひばりさんの再来とまで言われていた」という話もあるんだとか…

そう言えば、元ドリカムメンバーの西川隆宏さんが、ドリカムに入っていたのも、吉田美和さんの歌唱力故だったと言われていますよね。

2人は高校時代に出会い、共に音楽をしていた間柄としてお互い意識していたみたいですが、何よりも西川さんが吉田さんの歌の大ファンだったらしく、将来、もし芸能界で一旗あげようとするなら、なんだって協力すると決意されていたようです。

そんな中、一方で中村正人さんがたまたま吉田さんと出会い、彼女の歌を聴いて音楽ユニットを組もうと動き出し、2人だと熱愛しているように見られてしまうかも知れないと危惧して、西川さんを呼び寄せドリカムが結成されたようです。

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このエピソードからも分かるように、ドリカムを結成する大きなきっかけを与えるほど、吉田美和さんの歌唱力はずば抜けていて、子供の頃から歌に関しては抜きん出る存在だったとも言えるのでしょう。

ちなみに、「嬉し恥ずかし朝帰り」、「週に一度の恋人」は吉田美和さんが中村正人さんと出会う前から彼女が作られていた楽曲だったそうです。

吉田さん自身、それまでプロモーションとかデモテープを録音して何か活動をしていたわけではないものの、歌に関する類稀無い才能だけは持っていたことが、このことからも伺えますね。

現在は、西川さんが既に抜けているので、中村正人さんとの二人体制となっていますが、それでも類まれ無い歌唱力の高さをキープしながら、中村さんのプロデュースセンスと上手くコラボし、平成生まれの若者たちをも魅了する音楽ユニットのヴォーカルとして高い支持を受け続けているわけです。

ただ、一方、彼女の性格を紐解いてみると、一見ポジティブに見られがちですが、実に引っ込み思案なタイプで、出来ることならテレビにもでずに、家にこもって大好きな料理をしながら仕事できていたら良いと考える、超インドア派なタイプということも分かりました。

そんな彼女が、かつてはバラエティ番組などにも出演し、歌以外のところでも活動してきたことを考えると、歌が大好きで、そのために苦手なことも果敢に挑んできた女性ということが伺えます。

そんな吉田美和さんだからこそ、類まれ無い才能に恵まれ、多くのファンからいつまでも高い支持を受けていられるんだと思いますよ。

吉田美和の歌唱力が落ちたとか劣化ってマジ?

吉田美和さんの歌唱力が何故か劣化したという噂が、ネット上で囁かれているというのは紛れもない事実で、中には大ファンという方もそのようなことを言われているという話まで耳にします。

私もドリカムは大好きで、特に

「crystal vine (アルバムmonkey girl odysseyに収録)」、

「戦いの火蓋(WONDER3に収録)」

は、シングル楽曲になっていない隠れた名曲として大好きな楽曲です。

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これらの曲はただパワーだけで押し切るというイメージの曲ではなく、優しさだったり幻想的だったり、一曲の中で緩急を付けた抑揚をしっかり出さないとなかなか歌えない難曲であるにもかかわらず、吉田美和さんはしっかり歌いきってくれています。

確かにここ数年のドリカムの楽曲の傾向を見ると、多少パワーで押し切るような元気いっぱいな楽曲が多いようにも見受けられ、そこをごまかしと言い切られたら劣化という評価に繋がっていくのかもしれないとは思います。

特に、50枚目シングル「さぁ鐘を鳴らせ(2013年3月)」、51枚目シングル「この街で(2013年12月)」のインパクトはかなり強く、テレビCMやドラマ主題歌としてこれらの楽曲が使われたことで、よりドリカム=パワーという印象を与えているのかもしれません。

さらに、この春リリース(配信限定)された新曲「KNOCKKNOCK!」も、かなりパワフル感ある楽曲で、緩急を付けてきたドリカムのこれまでのイメージが若干薄れていると言われれば、確かにそのような気がしないわけではありません。

しかし、浅田真央さんのことを考えて作られたとして有名な楽曲「AGAIN」や、かんぽ生命のキャンペーンソングとして起用された「あなたのように」など、しっとりと歌われ、吉田美和さんの歌唱力の高さを見せつけている楽曲もリリースされています。

今回、改めて、これまでのドリカムの楽曲を聴き直してみましたが、特に劣化しているという印象はありませんでした。

実際に、「何故、吉田美和さんの歌唱力が劣化したのでしょうか?」と、ヤフー掲示板にあった質問に対して、「その根拠は何?」と逆質問している方がいらっしゃいましたが、結局、その答えは返って来なかったということもありました。

確かに吉田美和さんは現在51歳ですし、当時、ド迫力感満載でファンを圧倒させ話題となった名曲「決戦は金曜日」の頃と比較したら、多少劣化しているように聴こえてしまう部分はあるのかもしれませんが、あの曲がリリースされたのは、今から、24年(今年9月で25年)も前の話です。

どんなに優れたアーティストでも、何十年と立てば、多少の劣化は当然あるでしょう。

しかし、その事をあまり感じさせないだけの魅力が吉田美和さんの歌声にはあり、まだまだ歌唱力そのものが落ちたとは思えません。

ちなみに、劣化したと言われるもう一つの要因を上げるとするなら、コンサートでの過剰演出による一時的劣化が挙げられるのではないでしょうか。

演出に関しては、吉田美和さんの提案で進めているところもあるので、自身で過剰演出しすぎといえばそれまでなんですが、世界初となる、スタジアムでの3Dフライト(フライング)もドリカムが初だったらしく、当時、イヤモニの電波が届くかどうかチェックもできずにぶっつけ本番で試したという話も耳にします。

さらに、フライング中は、ワイヤーにつるされ宙づり状態で、時に回転したりとアクロバティックな状況になりながら歌わなければならないこともあり、それが、如何に体力的に大変で、相当筋力も鍛えられていないと歌えないと、ドリカムメンバーの中村正人さんも証言されています。

その事を考えると、多少劣化したように聴こえたとしても不思議ではないと思うんですよねぇ~

歌が如何に上手くても演出がつまらなければ、コンサートは不評となりますし、そこは演出を多少優先させたところはあるのでしょう。

そういった部分が劣化させたと思わせているだけに過ぎず、私個人の見解としては、決して歌唱力が劣化したというわけではないと思いますよ。

吉田美和の最近の活動は?歌唱力の評価はどうよ?

最近、表立ってあまり音楽番組に出演する機会も少なくなり、一時期のことを思うと、あまり活動していないような印象も伺えるドリカムの吉田美和さんですが、そのように見えるのはテレビでの露出が少なくなっただけの話で、活動を自粛しているわけでもなんでもありません。

ドリカムのシングルリリースとしては、2014年3月26日にリリースされた「AGAIN」を最後にリリースされていませんが、配信限定として、「愛しのライリー」、「あなたのように」、「KNOCKKNOCK!」など、数々の楽曲をリリースされています。

その他、フェス、単独ライブなども精力的に行い、むしろそのためにテレビに出ている時間がないのではと思えるくらい精力的に音楽活動されているように見受けられます。

もともと引っ込み思案で、テレビに出るのは苦手だった吉田さんにとっては、音楽活動に専念できている今のほうが幸せなのかもしれませんね。

さて、そんな彼女に対する評価ですが、一部では確かに劣化したという評価も受けていますが、

「声量ピッチの安定性エネルギー溢れるパフォーマンス」

「数々のテクニックを1曲で聴かせてくれる」

などなど、高い評価を受けています。

そして、2014年9月に放送されたバラエティ番組「水曜日のダウンタウン」の中で、企画された「プロ200人が選んだ本当に歌が上手い人ランキング」でも、吉田美和さんは、宇多田ヒカルさん(6位)や井上陽水さん(8位)を抜いて、5位にランクインされています。

その事を見ても分かる通り、ネットユーザーやファンの間だけでなく、プロの音楽家・アーティストの間からも、高い支持を受けているということがよく伺えます。

MISIAさん、中森明菜さん、浜崎あゆみさん、宇多田ヒカルさんなど、これまでディーヴァ(歌姫)と呼ばれてきた人はたくさんいらっしゃいますが、吉田美和さんも間違いなく5本の指に入るくらい歌唱力の高いディーヴァ(歌姫)と言って良いでしょう。

今後も、素晴らしい楽曲で多くのファンたちに、感動と勇気を与え続けてくれるアーティストとして、大活躍していってほしいと、活躍を期待しています。

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まとめ

昭和から平成まで、時代を超えて多くの世代の人たちに感動と勇気を与え、音楽の楽しさを提供し続けてくれる偉大な音楽ユニット「DREAMS COME TRUE」のヴォーカル担当をしている吉田美和さん。

彼女の歌唱力は、他を圧倒するパワー、抑揚の付け方、音域の幅など、様々な魅力を持っていて、その部分は高く評価されていますが、その中でも、偉大すぎるゆえに、少しでも落ちる劣化したという評価を下すファンもいらっしゃるようです。

しかし、実際にはそんなことは何一つ無く、未だに歌唱力の高さをキープされています。

今後も、精力的に音楽活動を続け、素晴らしい楽曲を多くのファンに届けてほしいと、彼女の活躍に期待しています。

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