パターンプラクティスとは?
パターンプラクティスは英文法を身に付けるために昔からある学習方法です。
簡単に言えば、同一パターンの英文法を主語や動詞、単語を置き換えて勉強していきます。
以下に例をあげます。
1)これは良い本です。
This is a good book.
2)あれは良い本です。
That is a good book.
3)これはおもしろい本ですか?
Is that an interesting book?
「これ」を「あれ」に変えたり、疑問文に変えたりを一定のパターンで行います。
この反復練習をすることを「パターンプラクティス」といいます。
これは有効な勉強法で、以前紹介した瞬間英作文や英文法の本でも、基本はこの形で反復練習を提唱しています。
パターンプラクティスが英文法やスピーキングの勉強法としては一番効果的です。
それは初心者である私自身が実感しました。
なぜならパターンを覚えて、後は会話シーンに応じて口に出せばいいからです。
実際、それは留学生との会話で活用できました。
ただし、勉強していく上でパターンの元になるフレーズは、本やWEBから入手したり元にしたりすると思います。
そうすると多くのパターンを取り込んだり、実際にはあまり使用されないフレーズまで覚えようとする為、面白みがなくなります。
パターンプラクティスは単調な作業のような感じなので、モチベーションが下がりやすくなり、結果記憶に残らない事があります。
まずは会話シーンで必要なフレーズだけ覚えればよい
私はモチベーションが落ちないように、実際の会話シーンで使用されるフレーズに絞って覚えるようにしています。
その時に覚える元にした本の1つがこれです。

私がこれを見て思ったのは、量も多くないのでストレスなく読破出来たことです。
だから何回も繰り返しで読めることが非常に良いです。
何回も繰り返し、つまり「パターンプラクティス」ができるから覚えやすいのです。
シーンは全部で20シーン収録されています。
もし、外国の人に道を尋ねられた時などに本の表紙にある、
「日本を楽しんでいってくださいね!」
→ Enjoy your stay in Japan!
なんかをサラッと言えたらカッコイイですよ。
この本は、その言えるシーンをイメージさせてくれます。
少し残念なのはCDも会話形式なので、こちらが先に話さないといけないシーンは丸々記憶しておかないと話すことが出来ません。
いきなり相手の返答ばかりになったりするので、CD聞くときでも本が必要となります。
私はこの本に関しては、基本的にCDは必要ないと思ってます。
尚、同シリーズに海外旅行編として以下の本があります。
この本は海外旅行で想定されるシーンを表現しています。
私はまだ購入していませんが、海外旅行に行く機会があったら購入検討します。
海外旅行の経験も無いので、やはり基本的な流れは覚えておいていいかなと思います。
少し覚えたらそれを使うようにした方が良い
覚えても使わなければ忘れます。
使わないまま次のフレーズや英文法を覚えても、どこかで行き詰まります。
私も最初はどんどん覚えようとしてWEBからフレーズを一杯引き出して記憶してました。
でも日頃の生活ではほとんど使うシーンがありません。
結果、忘れました。
元来、記憶に刷り込まれていないフレーズなので、そのようになります。
勿体ないです。
そうであれば生活シーンで使えそうなフレーズのみに絞り、覚えて使う事が一番記憶に刷り込まれます。
私は覚えたら娘と会話する時にすぐに使用します。
娘も面倒ながら英語で答えています。
私は娘に感謝しながら英会話の勉強をしています。