九州場所の主人公だった豪栄道。
11月25日で4敗目となり、今場所での綱取りは絶望的です。
5日目までは負けなしで5連勝、先場所から20連勝でしたので調子は良かったはずです。
でも6日目の玉鷲関に負けて明らかに調子が悪くなっていきました。
これを見て改めて思いました。
相撲は「勢い」が大事だと。
つまりモチベーションですね。
そしてプレッシャーが半端ない。
相撲界独特の周りの環境からくる期待は、相当なプレッシャーだと思われます。
要は気持ちで勝ち負けになるということです。
豪栄道には来年しかチャンスはない!

まだ横綱になるチャンスはあります。
今年の成績は良かったですから。
年間勝利数は2016年11月25日時点で56勝です。
力はあります。
でも豪栄道も、もう30歳です。
今年、初優勝しましたがもっと早く優勝してもよかったぐらい実力を持った関取です。
決して若くありません。
そのことを考えれば、来年が綱取りへの最後チャンスでしょう。
琴将菊も今場所の成績から見ると、今後の可能性はほぼ無し。
稀勢の里も期待感は持たせるものの、肝心なところでいつも負けてしまうので可能性はほぼ無し。
今の日本出身力士で唯一、横綱昇進に期待できるのが、豪栄道だけです。
彼には頑張ってもらわないといけません。
ファンのためにも相撲界を盛り上げるためにも、そして自分のためにも必死なところを見たいです。
2017年の初場所が綱取りへの鍵となる!
2016年は初場所の成績が4勝11敗と全く駄目でした。
2017年は、この初場所が鍵となります。
優勝しなくてもいい。
せめて12勝3敗でいければ、また綱取りへの気運が高まります。
この成績で行ければ、次の優勝は見えてきます。
そしたら文句なく横綱です。
この年しかありません。
2016年は11月場所の5日目までは申し分なしの相撲です。
6日目は負けたけど、相撲内容としては勝っていた相撲です。
つまり体は好調なのです。
しかしその後はパッとしません。
豪栄道は気落ちした時の弱さが目立ちます。
一度迷いが出ると気がかりになるのかもしれません。
でも綱取りの為には、この弱さを2017年初場所までにクリアする必要があります。
初場所まで時間がありません。
そして2017年で横綱にならなければ、もう無理です。
本人はまだ心は折れていないはずです。
そうであれば11月26日(土)と11月27日(日)の千秋楽は、来場所へ繋げる為の大事な一番となります。
この結果が来年、横綱になれるかどうかの1つの布石と私は見ます。
期待と希望を込めて注目してきます。