角松敏生が中山美穂への提供曲を歌う姿が格好イイ!自身のヒット曲も

中山美穂さん、杏里さん、西城秀樹さんなど、数多くのアーティストに楽曲提供(またはプロデュース)されているアーティスト・プロデューサーの角松敏生さん。

彼の顔と名前は一致しなくても、曲は聴いたことがあるという人も少なくないほど、意外な楽曲までも手掛けられていますが、実際に、彼を知らない若者たちは、どんな活動をされた方で、誰にどんな楽曲を提供されているのか非常に気になるところだと思います。

そこで、本記事では、角松敏生さん自身のヒット曲や、中山美穂さんに提供した楽曲を歌う姿が格好イイと言われる理由、他のアーティストへの提供曲をご紹介していきます。

角松敏生のプロフィールは?

皆さんは、角松敏生さんという方をご存知でしょうか?

主に1980年代以降の音楽シーンでアーティストとして活動し、ヒット曲を世に輩出する一方で、プロデューサーとしても大成されていらっしゃる方ですが、どちらかと言うと表舞台にはあまり立たない方なのか、意外と知られていない方は多いみたいですね。

では、実際にどんな方なのか、早速彼のプロフィールをご紹介していきます。

角松敏生さんは、1960年8月12日東京都渋谷区生出身の56歳。

1983年頃に放送された、男性用カミソリとしてもその名が通っているメーカー「Schick」のテレビCMで起用された「TAKE YOU TO THE SKY HIGH(スカイ・ハイ)」など、これまでにも、数々の楽曲を世に送り出してきたシンガーソングライターとして有名ですよね。

とはいっても、それはだいぶ昔の話なので、今の若者はあまりご存じないかと思います。

実際に当時ですら、音楽番組にバンバン出演していたというわけではなく、少し前になりますが、若者向けに例えるなら大黒摩季さんや宇多田ヒカルさん、倉木麻衣さんのように、音楽番組と言うよりライブ重視と考えていたアーティストと似通った活動スタイルを撮られていたように思われます。

さて、そんな角松さんですが、実は1970年台のアメリカンミュージックに強く影響を受けたアーティストらしく、自身の楽曲はダンサブルでポップな当時の流行を先どった楽曲を手掛けていたアーティストだったようです。

確かに「TAKE YOU TO THE SKY HIGH(スカイ・ハイ)」を、改めて聴いてみても、当時としては陽気でポップなノリの楽曲という印象が伺えますね。

ただ、角松敏生さんといえば、どうしても音楽プロデューサーという印象が強く、やはり、杏里さんのプロデュースでアレンジャーとしても大きく関わっていた「悲しみは止まらない」、中山美穂さんに提供された「You’re My Only Shinin’ Star」が思い浮かぶんですよね。

もちろん私自身が、杏里さんや中山美穂さんのファンであった(別にアイドルの追っかけという意味ではなく、純粋に彼女らの楽曲に魅了されていただけですが…)ことも大きく影響されているんだと思いますが、アーティストとしての角松さんよりも、プロデューサー(または音楽家)としての彼のイメージが強いというのが正直なところです。

それは、何も私だけが感じていることではなく、彼のプロデューサーやアーティストとしての実績に高く惚れ込んでいる歌手たちはたくさんいらっしゃったみたいですよ。

その一人が中山美穂さんで、彼女は、角松さんが初めて本格的なプロデュース業に携わった杏里さんのアルバム「Bi・Ki・Ni」の愛聴者らしく、杏里さんの楽曲に惚れ込んで、自分の曲もプロデュースしてほしいと志願して角松さんにプロデュースしてもらったそうです。

1987年10月にリリースされた、彼女の11thシングル「CATCH ME」は、自身初のオリコン1位となり、その後もアルバム楽曲などを提供してもらったという話も聞きます。

やはり、先程あげた「You’re My Only Shinin’ Star」は隠れた名曲であり、華原朋美さん、つるの剛士さんなどそうそうたる面々も後にカヴァーされた中山美穂さんの代表曲と言うべき楽曲です。

確かに、デビュー曲「C」、化粧品メーカーのCMソングにも起用された「ツイてるねノッてるね」、クリスマスソングとしても知られる「遠い街のどこかで・・・」などメジャーソングがたくさんあり、「You’re My Only Shinin’ Star」は意外と知られていないという実情もありますが、少なくとも私が彼女の楽曲に本気で惚れ込んだのは、この曲が初めてです。

そこで、角松敏生という名前を改めて目にして、「角松さんってこんな素晴らしい曲を手掛けた方なんだ」と感じていた記憶があります。

まぁ、本格的に彼が音楽シーンで大ブレイクしたというのも杏里さんのプロデュースに携わった後の話とのことですし、中山美穂さんの「You’re My Only Shinin’ Star」も、だい30回・日本レコード大賞金賞(ノミネート)受賞しているわけですから、プロデューサーとしての実績の高さは十分伺えます。

皆さんはご存じない話かもしれませんが、実はV6の代表曲の一つでもある「WAになっておどろう」も、実は角松敏生さんが別名義で作詞作曲した楽曲をカヴァーしたものであり、特に今の若者達は、彼の顔と名前が一致していないかもしれませんが、意外なところで彼の楽曲を聴いているわけです。

今後も、ますます、角松サウンドを響かせ、多くのファンたちを魅了してほしいと願っています。

Bitly

角松敏生が中山美穂への提供曲を歌う姿が格好イイ!

角松敏生さんが、かつて中山美穂さんへ楽曲提供されていたという話は、先ほどお話したとおりですが、その中の幾つかは、彼自身のシングル曲としてリリースされています。

私自身、その全曲に精通しているわけではないのですが、ネット上で角松さんが中山美穂さんへ提供した曲を歌う姿が格好良いと評判になっているように、実際の映像を見てみると、そのことが十二分に分かるほど、実に格好良いと思えてしまいます。

私が、特に格好良いと感じたのは、やはり「You’re My Only Shinin’ Star」でした。

この楽曲は、どこからどう聴いてもバラードソングで、心にぐっと染み入る名曲となっていますが、角松さんが歌うと、これまで中山美穂さんが女性目線で歌っていた楽曲が、完全に大人びたシックな装いへと大変貌していくのです。

夕焼けや、空に輝く星々など、カラフルな世界観なんだけれども、何処か幻想的で心が癒やされていきそうな印象を中山美穂さんが与えていたとするならば、角松さんは、完全にモノクロの世界観にありながら、何処か切なく、思わず涙が零れ落ちそうな大人の世界観なんです。

もっと分かりやすく例えるなら、山下達郎さんの楽曲の世界観に何処か似ているところがあるのかもしれません。

かつて、香取慎吾さん主演ドラマとして放送されたドラマ「薔薇のない花屋」のエンディングテーマとして起用された、山下達郎さんの楽曲「ずっと一緒さ」なんて、歌詞そのものが暖かいようでかなり暗く悲しい印象を与える切ないバラードソングですが、山下達郎さんが歌うことで、より切なく感じてしまいます。

人生に絶望してカラフルな世界観が見えなくなってしまった主人公が、少しずつ周りの温かいぬくもり(優しさ)に触れてカラフルを取り戻そうとする印象をも、この「ずっと一緒さ」は発信しているようにも思えるのですが、角松さんの「You’re My Only Shinin’ Star」は、そんな印象すら受けるのです。

しかも、ただ切なく悲しいだけでなく、その表情がびしっとハマっていて、大人のシックな音楽へと変貌しているので、女性だけでなく男が聴いていても惚れ惚れしてしまうのです。

そんな歌い姿は、女性の目から見たら格好良いと映るのは当然の話しだと思いますし、角松敏生さんだから醸し出される魅力というやつなのだと思いますよ。

Bitly

角松敏生自身のヒット曲は何?今の活動は?

角松敏生さん自身ヒットソングと言えば、やはりオリコン調べでも「You’re My Only Shinin’ Star」が1位で、続いて、アクエリアスのCMソングとしても起用された「GALAXY GIRL」が2位となっています。

角松さんは、彼自身の音楽の限界を感じていたこともあって、1993年の日本武道館でのライブを最後に凍結宣言という無期限休養に入られ、しばらく音楽活動をセーブされていた時期があります。

1998年5月に解凍宣言し、再び音楽活動を始められていますが、やはり、少し休んでいる間に、次々他のアーティストが台頭していくこのめまぐるしい時代の中では、往年の頃のヒット曲を叩き出すことは、彼にとって難しいことなのかもしれません。

そして、現在、またプロデュース業を中心に活動されているらしく、たまにプロデュースを手掛けているアーティストのライブにゲスト出演されることもあるそうですが、歌手としての活動は、どちらかというと控えていらっしゃるみたいですよ。

まぁ、彼がブレイクしたのもどちらかと言うと、プロデュース(作詞作曲も含めて)としての活躍だった印象が強かったわけですし、歌手としての才能も高い方ですが、プロデュース業が一番適しているのかもしれません。

シャ乱Qのヴォーカルで、モー娘。を始めとするハロプロ系アイドルグループのプロデューサーだったつんく♂さんも、歌手としてヒットしたというよりは、プロデューサーとしての手腕を発揮して脚光を浴びたところが大きいですよね。

もちろん、歌手としてブレイクし、それなりの知名度があるからこそ、プロデュースという大役も任されているわけですし、歌手としてのセンスが無かったというわけではありませんが、プロデューサーとしての才覚がそれを上回ったというのも事実だと思われます。

角松さんもつんく♂さんと同じで、プロデューサー(作詞・作曲家)としての才覚が上回っていたのでしょう。

現在、角松敏生さんは、二人組音楽ユニットMAY’Sのプロデュースや、10代の若い女性シンガーの発掘に力をいれたり、自身のライブ活動(しかもデュエットという形で…)などを行っているとのことらしく、ますますプロデューサー業に力を入れているように伺えます。

特に、ここ数年、女性シンガーがたくさん登場されてきていますよね。

MIWAさん、大原櫻子さん、chayさんなど20代のアーティストもたくさん登場してきましたが、ドラマ「サイレーン」の主題歌を担当したAnlyさんや、ドラマ「遺産相続弁護士 柿崎真一」の主題歌を手掛けた出雲咲乃さんなど個性派の10代(現在は20代ではありますが…)アーティストも続々登場しています。

また一方では、アイドルグループではありますが、欅坂46の平手友梨奈さんは、サイレントマジョリティーや二人セゾンなどの難曲をセンターに立ち歌い切ります。

これが20代なら普通のこととして捉えるかもしれませんが、彼女はまだ15歳…

本当に、ずば抜けたセンスの持ち主と言っていいでしょうね。

このような多彩な10代のアーティストになりうる女性シンガーはたくさんいらっしゃいますので、今後、松さんがプロデュースを手がける秀逸なアーティストも登場してくるのではないかと楽しみにしています。

Bitly

まとめ

角松敏生さんは、アーティストとしても素晴らしい方ですが、プロデューサーとしての才覚がそれを上回っている方でもあり、これまで数々のアーティストにヒット曲を提供されてきたことでも有名です。

提供曲・提供されたアーティストを見ていくだけでも中山美穂さん(You’re My Only Shinin’ Star)を始め、かなり名曲と言われる楽曲が多く、またこの曲を歌う角松さんの姿が格好イイと評判になり、自身の曲の中では、オリコン調べで他のヒット曲よりも売上が高いようです。

最近は10代の女性シンガーの発掘やプロデュース業に精を出されているみたいなので、今後優れたアーティストが彼の手腕で登場することを期待しています。

タイトルとURLをコピーしました