「文法とかわからなくても、実践形式で感覚的に学べば何とかなるんじゃない?」
と思った私は、今、流行のオンライン英会話教室を試すことにしました。
ネットで業者をピックアップし、スカイプで接続して外国の先生(大体フィリピン人)と顔を合わせながらマンツーマン形式で会話する英会話教室です。
ほとんどの教室が1回目は無料体験(25分)を行っているので、それを利用して30社ぐらい受けてみました。
当然ながら普段外国の人を話すことが無いので初めは緊張していました。
けれども、何回は経験すると慣れてきて新鮮な感じで受講することができ、結構おもしろく感じました。
しかし・・・
最初の挨拶程度は例文の通りに言えばいいので、取りあえず話せるし相手の言うことも何となく掴む事はできるけど、本題に入っていくと何を言っているのかサッパリ。
英会話の基本は英文法と英単語だと思い知りました。
なぜこの基礎的な力が不可欠なのか考察してみた結果、大きく2つの理由がありました。それを解説していきます。
「とりま感覚で英会話いけるっしょ」と思っている方に目を覚ましていただければと思います(笑)
英単語の意味がわからないとそもそも何を言っているか見当もつかない
相手は気を使ってゆっくり話しているのですが、そもそも単語もあまり知らないので何を言っているか全くわからず。
日本語でも同じですよね。一文の中で1つや2つ知らない単語が出てきても前後の内容から類推できます。
「あのさ、昨日の会議の進行、悪くなかったと思うけど、次からはアジェンダ用意しときな。そうすれば議論はぐちゃぐちゃにならずにすむよ」と先輩からアドバイスをもらったとします。
「アジェンダ」という単語を知らなくても、前後の内容から「議題的なものか」と見当がつきますよね。
英語も同じことです。知らない単語だらけだと、そもそもなんの話をしているかの類推もできやしません。
単語がわかってもルールがわからないと意味を取り違える
怒り出すのは論外だとしても、そもそも英文のルールがわからなければ単語が聞き取れてもわけわかりません。
否定形を知らなければ、意味を真逆に取り違えてトラブルになるでしょう。
疑問形を知らなければ、相手がずっと答えを待って、変な間が続くでしょう。(恐怖体験)
英文法と英単語の基礎の上に感覚がある
英「会話」であっても、「英文法」と「英単語」の基礎がないと話すこともできないと悟った無料体験でした。
日本語が話せることで、私たちは知らず知らずと「語学」の中級者である錯覚をしています。
別の言語において、赤ちゃんとほぼ同じだということを忘れてしまいます。
特に英語は教育課程や街、洋楽でなまじ触れているのでいけそうな感じがあります。
これがスワヒリ語とかインドネシア語といった、ほとんど触れたことがない言語だと謙虚な気持ちで学習をすることと思います。
英会話の基礎は英文法と英単語。私自身思い知り、謙虚に基礎からやっていこうと決意した無料体験でした。