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早実の清宮幸太郎が王貞治氏のホームラン868本を越えるために必要な2つのことは?

2016/11/16

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高校野球の早稲田実業の清宮幸太郎に、もうプロのスカウトが目を付けています。

中学校から注目を浴びていて、実際にホームランをよく打ちます。

飛距離も打球のスピードも一般人とは違います。

間違いなくプロにドラフト1位で指名されて入るでしょう。

 

そしてこういうホームランバッターがプロに入ってきた時に、よく言われるのが、

「偉大な王貞治氏のホームラン世界記録である868本を超えることができるか」

ということです。

 

私は、そのために清宮幸太郎に必要なことが2つあると考えます。

それは、

  • プロ入団5年目までにシーズン40本塁打を達成すること
  • 王貞治氏の人としての姿をしっかり見ること

です。

 

まず1つ目の

プロ入団5年目までにシーズン40本塁打を達成すること

ですが、

下の表を見て下さい。

 

これはプロで有名なホームランバッターの1年目から10年目までのホームラン数です。

王貞治 野村克也 落合博満 清原和博 松井秀喜 山田哲人
1年目 31 11
2年目 17 15 29 20
3年目 13 30 33 31 22 29
4年目 38 21 32 35 38 38
5年目 40 21 25 37 37 38
6年目 55 29 33 23 34
7年目 42 29 52 36 42
8年目 48 44 50 25 42
9年目 47 52 28 26 36
10年目 49 41 32 25 50
通算 868 657 510 525 507 109

※太字はリーグ最高

 

王貞治氏は最初は全然ホームランは打てませんでした。

でも4年目からは、かの有名な1本足打法が開花して38本でホームラン王に。5年目には40本到達して連続ホームラン王。

更に加速してホームランを打ち、6年目に55本の当時の日本記録を打ち立てて、その後も毎年のように50本近くのホームランを量産していきました。

そして積み上げたホームラン数が868本。凄すぎます。

 

単純に考えてみて下さい。

毎年40本、ホームランを20年間打っても800本です。

そんなに打ち続ける選手が、今のプロ野球で考えられますか?

たまに50本近く打つ選手が出ますが、継続してホームランの量産はできません。

改めて王貞治氏の偉大さがわかります。

 

キーポイントとなるのが5年目のホームラン数

王貞治氏以外のホームラン数を見ると、大体変わらないか数が減っています。

清原和博は高卒で1年目からホームランを量産し、通算100本到達は史上最速でした。

しかし5年目まではよかったのですが、6年目以降はペースダウンして後は大した活躍をしていません。

松井秀喜は5年目以降ホームランが増えていきましたが、40本前半で推移してメジャーリーグに行く前に50本到達しました。

その後メジャーリーグではホームランを量産出来なかったので、日米通算507本となってます。

 

こうしてみると5年目で40本到達はかなり難しいことのようです。

最近ではヤクルトの山田哲人があと少しまで来たので欲しい気がしました。

 

しかし逆に40本到達すれば可能性が非常に高くなるように思えます。

清宮幸太郎には十分素質があります。

是非、1年目からレギュラーを獲得して5年目までにホームラン40本を期待したいものです。

 

次に2つ目ですが、

王貞治氏の人としての姿勢をしっかり見ること

です。

 

王貞治氏は野球人としては元より、人として尊敬される人物とよく言われます。

それは、

  • 悪口を言わない
  • 文句を言わない

からです。

誰も王貞治氏の悪口を言う人いませんよね。

それは本人が言わないからです。

 

実際、多くの選手を含めたプロ野球関係者は王貞治氏のことを大尊敬しています。

 

王貞治氏はプロに入った若い頃、遊んでばかりであまり練習もしなかったそうです。

しかし荒川コーチからの指導で打撃が開花し始めると、練習にもより一層磨きがかかり、精神修行にも繋がる過酷な練習をするようになりました。

それについては有名な逸話があります。→(ウィキペディア

 

また以前、落合博満氏がテレビで言ってました。

「自分は人よりたくさん練習してきたと自負している。でも王さんにはかなわないよ。」

それぐらい練習量が半端なかったようです。

 

そして素晴らしいのが実績が出たにも関わらず、決しておごることなく常に野球人として紳士な姿勢を持って人に接していることです。

 

調子に乗ることもなく、更に努力を重ねる。

つまり大きな人間なのです。

だから偉大なのです。

 

人間はちょっと成功するとすぐ調子に乗る動物です。

それを制御するのはなかなか難しいものです。

でもそれが出来なければ、継続した活躍をすることができません。

結果的にホームラン868本なんて他の世界のおとぎ話で終わります。

 

清宮幸太郎はプロに入ればいつか王貞治氏と直接話をする機会があると思います。

私としては可能ならば、高校生の間に王貞治氏と話す機会を周りが作ってほしいと思ってます。

 

そこで偉大な人の人間性を感じたら、清宮幸太郎は大きな人間になるでしょう。

 

そうなれば記録を抜く可能性が高まります。

私はそこに期待します。

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